不祥事を起こした会社

どことは言いませんが、不祥事を起こした企業に申し上げたいことがあります。
どんなことか?

それは、
本当に反省したのですか?
ということです。

確かに口では反省の言葉を仰った
確かに再発防止策をいくつも実施した
確かに表面は違うようになった

しかし、ですよ。
私には本当に反省しているようには見えないのです。

見えたのは、第三者委員会が調査に入った時。
見えたのは、それを開示した時。
見えたのは、再発防止の緊急特別全社教育の時。

反省の気持ちが見えたのは、せいぜい最初の半年間
本当はことが終わって3ヶ月目あたりから、“もう大丈夫感”が漂いはじめていた。

あれじゃあダメですよ。

全然、腹の底から悪かったと思っていない
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」を地でいっている。

何のために緊急教育をしたのですか
何のために私とあんなに議論したのですか
あの時の真剣なまなざしはどこへ行ってしまったのですか

不祥事を起こした企業にもう一度お聞きしたい。
本当に反省したのですか?

(中沢努 「人間としてのコンプライアンス原論」を一部加筆)
(無断転載や無断複製禁止)

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本サイトには「きつい言葉」によって書かれたページがありますが、それには意味があります。
残念なことですがここまで言わないと本当の意味で気づけない】というのが現実だからです。

差し障りのない言葉で意識が変わり、行動が変わるのであればこのようなことはしません。
でも現実は違う。

早くこのようなことが必要なくなる時が来てほしい。
そう願うばかりです。

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資料作者

本サイト運営者 中沢 努

早稲田大学文学部で哲学を学び卒業後、同時通訳訓練を受ける。事業会社を経てアーサーアンダーセンへ入社。同社コンサルティング部門にて組織や人事問題に関する各種コンサルティング活動に従事。現在は「企業倫理・コンプライアンス」と「教養・リベラルアーツ」の分野を中心に活動。

哲学や心理学に対する造詣が深く、それらの知見をコンサルティング・意識改革・人材育成等に採り入れ応用。伝統的日本企業の組織や人材に対する深い理解と経験を有しており、日本国内中心で活動している企業のみならず、グローバル企業に対してもコンサルティングサービスを提供している。

通常のコンサルティング・研修に加え、外資系クライアント向けに英語によるコンサルティングやファシリテーションも行う。

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