- 組織的不正でよく見られる「経営陣への忖度」や「会社への同調」「社内世論への迎合」を禁じても、不正は防止できません。
- それは会社や上司が「社員の生殺与奪を握って」おり、それに従った方が「得をする」、それに逆らうと「損をする」からです。
- お金の着服や自社商品の窃盗などを禁じても、不正は防止できません。
- (それを)やる人は「これはやっちゃいけない」と分かっている、はっきりとそう思わなくても「本当はすべきではない」と心のどこかで感じているからです。
- 従来のコンプライアンス教育をやっても類似の事案がまた起こるのは、このような背景があるからです。
忖度を禁じても、不正は起きる。
同調を禁じても、不正は起きる。
迎合を禁じても、不正は起きる。
着服を禁じても、不正は起きる。
窃盗を禁じても、不正は起きる。
規則や仕組みで人間行動を禁じても、効果は薄いのです。
この限界を打ち破るのに必要なのは、規則や仕組みで人間行動を管理することではありません。
この限界を打ち破るのに必要なのは、法規法律、社内規則やベカラズ集の教育でもありません。
この限界を打ち破るのに必要なのは、「人間」に軸足を置き、「人間」に対して「人間として」の「人間くさい教育」を行うことです。
出所:中沢努 「人間としてのコンプライアンス原論」
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