油圧機器メーカーによるデータ改ざん問題

油圧機器メーカーによるデータ改ざん問題、すべきは何か?

油圧機器メーカーが起こした免震ダンパーデータ改ざん問題。

震度7程度の地震でも倒壊の恐れはない(国土交通省)という報道もあり「製品を交換すれば実害はない」という見方もあります。
その見方自体は否定されてはいけませんが、忘れてはならない大事なことがあります。

それは
【 当事者は「起こってしまったことは仕方ない。交換すればいいだろう。それが実害を防ぐ確実な方法なのだから」で済ませてはならない
とうことです。

世間はそれで済ませてもいいでしょう。
納入された物件オーナーや居住者はそれで済ませてもいいでしょう。
でも、それを起こした当事者はいけない

  1.  当事者である会社は、親会社を含め組織が存続し続ける限りその事実を背負い続ける
  2.  親会社を含め当事者である会社のトップは、生きている限りその事実を背負い続ける
  3.  口頭で脈々と受け継いできた不正に実際に手を染めた人は、自分が生きている限りその事実を背負い続ける

それが人として最低限負うべき責任ではないでしょうか。

(中沢努 「人間としてのコンプライアンス原論」を一部加筆)
(無断転載や無断複製禁止)

 

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本サイトには「きつい言葉」によって書かれたページがありますが、それには意味があります。
残念なことですがここまで言わないと本当の意味で気づけない】というのが現実だからです。

差し障りのない言葉で意識が変わり、行動が変わるのであればこのようなことはしません。
でも現実は違う。

早くこのようなことが必要なくなる時が来てほしい。
そう願うばかりです。

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資料作者

本サイト運営者 中沢 努

早稲田大学文学部で哲学を学び卒業後、同時通訳訓練を受ける。事業会社を経てアーサーアンダーセンへ入社。同社コンサルティング部門にて組織や人事問題に関する各種コンサルティング活動に従事。現在は「企業倫理・コンプライアンス」と「教養・リベラルアーツ」の分野を中心に活動。

哲学や心理学に対する造詣が深く、それらの知見をコンサルティング・意識改革・人材育成等に採り入れ応用。伝統的日本企業の組織や人材に対する深い理解と経験を有しており、日本国内中心で活動している企業のみならず、グローバル企業に対してもコンサルティングサービスを提供している。

通常のコンサルティング・研修に加え、外資系クライアント向けに英語によるコンサルティングやファシリテーションも行う。

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