不祥事事案に「テンプレート教育」は効かない
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そのワケは?
不祥事発生企業が不正の再発防止のためにコンプライアンス教育を行う。
その時、
「テンプレ化された教育」はダメです。
なぜか?
テンプレート化された教育は、
「誰にでもあてはまる教育」だからです。
不正が起こった現場に入り、事象の背景を探る。
すると見えてくるのは、
(1) そうせざるを得ない「何か」 (組織要因)
(2) そうせざるを得ない「何か」 (上司要因)
(3) そうせざるを得ない「何か」 (本人要因)
(4) そうせざるを得ない「何か」 (顧客要因)
(5) そうせざるを得ない「何か」 (その他環境要因)。
いずれも、
不正を行為した当事者にしか分からない
・ 苦悩
・ 苦しみ
・ 闇
がその背後に隠れている。
(何も考えていないノー天気社員による不正であっても、それなりの “闇” がある)
不祥事は、
「一般論」でなく「個別論」
で起こります。
だから駄目なのです。
「誰にでもあてはまるテンプレート化された教育」をやるのは。
テンプレ化された教育をやればやるほど
一般的な学びで「学んだ気持ち」になり、表面的な理解と反省で終わります。
必要なのは、
起こした不正が抱える「ベタな固有事情」に迫る
ことです。
不祥事の後には、
こういう教育をやらねばならないのです。
初稿:2017年 1月13日 (https://profile.ne.jp/w/c-179301/)
(中沢努 「人間としてのコンプライアンス原論」を一部加筆)
(無断転載や無断複製禁止)
(注意)本資料は有料です。
資料を公開する理由は2つあります。
1つ目。
研修やコンサルティングで「情報でなく思想を語る」からです。
情報を伝えることでお金を頂いているのであれば、こんなことをしたら大損です。
同業のライバルが真似した資料をつくるかもしれません。しかし、私がやっていることは違います。
誰が教えても同じことを話す「情報」を伝えるのではなく、私自身が腹の底から思っていることをクライアントに語りかけ、意見を求め、共に考える。
それによって当事者意識を持たせ、大事なことに気づいてもらい、自分で守るコンプライアンスを実現させる。
それが私がやっている教育やコンサルティングです。そうでなく情報を話すのであれば、商売あがったりになるからこんなことはしません。
2つ目。
「その方がお客さんが安心して資料を買える」と思うからです。
サンプルとして一部分だけを見せ購入させることが本当にお客様のことを考えたやり方なのだろうか。
全てを見た方が安心だし、納得して購入頂ける。
お客様のことを考え、買って頂くものをあらかじめ公開することにしました。
※これはネット上の展示物です。街中の展示物を取ったらドロボウであり、それはネットでも同じです。
「気をつけよう、何気ないコピペ」の記事にある最下部をふまえ、コンプライアンスに携わる人として胸を張れる使い方をすることが日本企業のコンプライアンス実現につながります。
※※ コピペ厳禁です。社内で使いたい場合は有償のPDF版をご利用下さい。→クリック
資料作者
本サイト運営者 中沢 努
早稲田大学文学部で哲学を学び卒業後、同時通訳訓練を受ける。事業会社を経てアーサーアンダーセンへ入社。同社コンサルティング部門にて組織や人事問題に関する各種コンサルティング活動に従事。現在は「企業倫理・コンプライアンス」と「教養・リベラルアーツ」の分野を中心に活動。
哲学や心理学に対する造詣が深く、それらの知見をコンサルティング・意識改革・人材育成等に採り入れ応用。伝統的日本企業の組織や人材に対する深い理解と経験を有しており、日本国内中心で活動している企業のみならず、グローバル企業に対してもコンサルティングサービスを提供している。
通常のコンサルティング・研修に加え、外資系クライアント向けに英語によるコンサルティングやファシリテーションも行う。
※ 同作者による他の教育資料もご参考下さい。→ コンプライアンス資料庫
コンプライアンスコンサルティング/コンプライアンス研修/コンプライアンス講演、他
パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー( http://www.pensee.co.jp/ 、https://pensee-cmp.com/)