性善説、性悪説、性弱説

 

性善説(性善論)や性悪説(性悪論)をもじった「性弱説(性弱論)」という言葉がある。

人間はもともと弱いものだ・・・という意味で使われるこの言葉。

私は、この言葉がコンプライアンスの現場で使われることに大きな違和感を持っている。
(正確に言うと、この言葉の使われ方に違和感を持っている)

ハッキリ言って、甘ったれてるのだ。

「人間はもともと弱いものだ」というのは、努力して努力して努力して・・・血のにじむ小便が出るくらい努力して、それでも自分に負けてしまった・・・という時にはじめて使うべき言葉だ。

そこまで自分を追い込んで、そこまで自分を酷使して、そこまで自分を律して、はじめて言うことが許される。

それをせずして「人間はもともと弱いものだ」などとヘラヘラ言う輩を見ると、その軽さに虫唾が走る。

多くの人が、大事なことを忘れているような気がしてならない。

 

出所:中沢努「人間としてのコンプライアンス原論」

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