品のない会社にいると、人は品を失う
守銭奴の会社は守銭奴の風土が染みつき、そこから抜け出せなくなる。
・・・「そういう感覚が染みつく」から。
儲けることが悪いのではない。
しかし近年、そのやり方が下品になってきている。
自社/自分が儲けるために、平気で「他人を蹴落とす」。
そういうことに対する戸惑いも躊躇もなく、平気で他人を蹴落とす。
しかも、相手の痛みに無頓着。
そして自由競争の中で、あなたは自分の欲求を満たすために、これまでどこの/誰を/どのくらいまで/何人、蹴落としてきましたか?
下品である。
こんな世の中に生きている以上、「朱に交われば赤くなる」を地で行かないように自戒しなくてはいけない。
そんな気がする。
出所:中沢努 「人間としてのコンプライアンス原論」
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